子供たちの足はすぐに大きくなりますよね。数カ月前に買った靴がもうサイズアウト!なんてこともご経験あるのではないでしょうか。しかし、子供靴も安い買い物ではないので、これからのことを考えてつい”大きめのサイズ”を購入してしまいがちですが…
と、ベストなサイズの靴を買いたくても「実際の足の大きさに対して、どれくらいまで大きいサイズの靴を買っていいの?」という正しい答えがわからないんですよね。
とんまま
Contents
1.子供の靴のサイズは1センチくらい大きめでも大丈夫?
子供靴を選ぶときに「できるならばサイズアウトの時期を遅らせたい。」と思いますよね。だからこそ、大きめを買いたくなってしますのですが、実際に子供の足のことを思うと「どれくらい大きめまで大丈夫なの?」と心配になりますよね。
とんまま
/
オーバーサイズってなに??
\
ということになりますが、オーバーサイズとは、靴の中で1.0㎝以上の空間ができることをいいます。自分の足にピッタリ合うサイズより少し大きなサイズです。では、どうやって適切なサイズを選べばいいのか紹介します!
適切なサイズをチェックする方法
- 指(約0.7~1.5㎝)を軽くあててつま先の余裕を確認
→強く押しすぎると品物を傷めるのでNG - かかとがしっかりフィットしているか
→かかとに人差し指を入れて、スッとはいるようであればワンサイズ下へ - 実際に歩いて状態を確認
→かかとがカポカポしたり、歩いてつまずたりしないか
オーバーサイズを選んでしまった【失敗談】
適切なサイズを選ぼうとしても、実際はオーバーサイズを知らず知らずのうちに選んでしまっているかもしれません。
そこで、オーバーサイズの感覚を知ってもらうため、私の失敗談を踏まえて紹介します。
当時の息子の足 | 14.7㎝ |
ベストサイズ | 15.2~15.7㎝ |
販売しているベストサイズ | 15.5㎝ |
オーバーサイズ | 16.0㎝ |
このとき、私は息子に16.0㎝の靴を購入しました。実際の足と靴のサイズの差が1.3㎝もあったにも関わらずです。
今考えると明らかに大きいのですが、0.5㎝刻みの子ども靴を探し回るのも大変ですし、すぐに大きくなるよね。と思って1.0㎝以上も大きいサイズの靴を購入してしまうんですよね。
でも、ちょっとまってください!私はこれで失敗してます!
オーバーサイズの靴をはいた息子は購入する試し履きでは問題ないと思ったのですが、購入後…
・歩いているすぐにつまずく
・走ると転ぶ
靴が大きくてうまく歩いたり、走ったりができなかったのです。
脱げたり、歩けないということはないのでわかりにくいですが、1.0㎝以上大きいサイズはやはりオーバーサイズです。そして、オーバーサイズを履くことは危険であるということを身に染みて感じました!
オーバーサイズにならないためにも1.0㎝ちょっとくらいと考えるのをやめて、足先に0.5㎝~1.0㎝空間ができる適切なサイズの靴を選びましょう!
とんまま
2.足のサイズは毎回測るべき!足幅までわかる「フッ撮る」を体験!
子供たちの足のサイズを測る方法は主に2つあります。
- 店頭で測ってもらう方法
- 家にて自分で測る方法
私は、店頭で測ってもらうことをおすすめします!
なぜなら、家にて自分で測るのはなかなか難しいからです…私が不器用なのもありますが(笑)
足のサイズを店頭で測ってもらう方法【フッ撮る編】
私が今一番おすすめしたいのは”フッ撮る”という機械をつかって足を測ってもらう方法です!
先日、近くのショッピングモールに上履きをかいに行くと…
足を測定してくれる機械が!
5歳の息子
店員さん
ちなみにデータはA4用紙1枚分でもらえます!
このフッ撮るという機械では足の長さ、足幅、足囲(そくい)を測ってもらうことができます!
その3点を計測した結果をふまえてお店の方から「これくらいのサイズがいいですよ!」とおすすめサイズを教えてもらえます。また、足幅が広めとわかればこういう種類(会社)の靴がゆったり目ですよ!などのアドバイスももらえたので、とてもスムーズに選ぶことができました!
とんまま
足のサイズを家で測る方法

3.サイズだけじゃない!足の成長を考えて、子供が歩きやすい靴を選ぼう!
子どもの靴を選ぶときに、次のようなことを重要視していませんか?
✕ ファッション性重視(デザイン重視)
✕ 値段重視(かなりリーズナブルなもの)
とんまま
絶対にはずせない3つのポイント!!
- 靴底が足の曲がる部分(かかとから3分の2のところ)で曲がる
はだしで歩くと指の付け根が曲がります。くつも同様で、足と同じ場所が曲がらないと歩くたびに足に負担がかかります。また、靴底が硬いと前に進むための蹴りだしがうまくできず、正しい歩き方(蹴りだし)を習得できません。さらに、靴底が厚すぎると子供の足の発達を妨げるといわれています。 - マジックテープ式で調整できる
紐やワンタッチテープのタイプは甲の部分をしっかり締めることができ、自然な歩行を身に付けることのできる重要なポイントです。紐でも問題ないのですが、マジックテープの方が、履かせる時も、子供がひとりで履くときもスムーズにできます。また、マジックテープ式は履き口が大きく開くタイプの靴が多く、脱ぎ履きしやすいのも良い点です。マジックテープは1本よりは2本の方が調整しやすく、足にフィットしやすいとされています。
- かかとのまわりがしっかりしているもの
幼児期は足の骨が未発達なので、指でかかとのバランスの悪さを支えています。指だけに負担がかからないように、かかとの周囲に弾力があり、安定しているものが好ましいのです。また、かかとの骨を正しい形に成長させるために、靴の中で足が動かないようにホールドがしっかりとしている(芯材が)硬めのものを選びましょう。かかとの骨がしっかり成長しないと、足の変形・О脚・X脚、偏平足などの原因になりかねます。さらに、柔らかすぎる素材はNGで 硬さの基準は押してもつぶれにくいものを選びましょう
。
たったこれだけか~って思うかもしれませんが、真剣に子供の靴を探すようになってから気づいたのは、意外とクリアできる靴って多くないことです!
足に合わない靴を履いていると…
足にあっていない靴をはいていると次のような足の障害を引きおこします。
- 外反母趾(がいはんぼし)
親指の付け根が外側に飛び出してしまう。激しい痛みを伴うおそれがある。
- 内反小趾(ないはんしょうし)
足の小指が内側に曲がってしまう。外反母趾との併発もよくみられる。
- ハンマートゥ
足の指が曲がった状態でかたくなってしまう。指がのびなくなってしまうので要注意。 - 浮き指
足の指が地面につかずに浮いた状態となり、歩行困難になることも。猫背や骨盤がゆがむ原因にもなりうる。
足は心臓ととても関係深く、一生付き合う大切なところです!!
とんまま
4.すべての項目をクリア!子供靴はイフミーで決まり!
★息子と娘のファーストシューズ★
息子のファーストシューズも悩みに悩んでこのIFME(イフミー)にしました。2014年に私が購入しはじめた当時は今ほど有名でもなく、取り扱っている店舗、種類やデザインもかなり少なかったです。
それでも、イフミーは子供靴の重要なポイントをすべておさえられていました。
- インソールに凹凸があり、足に合っているかサイズ感がわかりやすい
- かかと部分のホールドがしっかりしている
- テープ式なので甲高の子でも履きやすい
- 足幅の広い息子の足に合っていた
- リーズナブルなので子供の足の成長に合わせて短期間スパンでも購入しやすい
ただし、イフミーであってもお古や中古品を買うのはおすすめできません。ゴムが硬化して効果を発揮しなかったり、前に履いていた子のクセがついていたりするので。
\ 最近ではネットでも簡単に購入できます♪ /
とんまま
まとめ|子供靴の選び方!サイズは大きめで選ぶのは危険!ベストなサイズを!
子供靴の選び方としてついつい親としては今後のことを考えて「とりあえず大きめにしようか。」と決めてしまいがちですが、それがオーバーサイズを選ぶことにつながること、それが逆に子供たちの足を痛めてしまうことをご紹介してきました。買いなおししないためにも、子供靴は大きめで選ばずに正しい測り方でベストサイズを選んでくださいね!また、子供靴でもこだわるポイントはたくさんありますので、しっかりとひとつひとつ確認して購入していただきたいです!
- 足をきちんと測る
- オーバーサイズは避ける
- つま先の余裕をチェック(約0.5㎝~1.0㎝以内)
- かかとはしっかりとホールドされているか
- 足の甲がひもやマジックテープで調節できる
- 靴底がかかとから3分の2のところで曲がるか
- 実際に歩いてつまづいたり転んだりしないか
とんまま
[…] […]
[…] […]
[…] この記事でも紹介しましたが、靴やサンダルの中で足が動いてしまうことはとても危険です。特にかかとが固定されないサンダルを履いていると足の歪み、骨の歪みにつながらり将来の足に支障をもたらす可能性があります。また、短期間であっても足の指先にへんな力はいることで、指先を傷めてしまう可能性もあります。子供の足はほぼ軟骨でできています。完全に骨化するのも18歳ごろといわれており、それくらい未完成で繊細なものなのです。写真にあるような、スナップボタンでとめるタイプ・ビーチサンダル・クロックスはおすすめできません。 […]